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Merry Little Christmas 後編  

短時間でシャワーを浴びて髪を乾かして準備をする。
着ていく服は前日から決めてたから迷わないし、メイクもごく簡単に。
持っていくのは携帯と財布と化粧直しの入ったポーチを入れた鞄、それと大き目の紙袋。
朝から用意してあったそれを持って駅へと向かう。
マフラーを抑えながら駅の構内に入り、ロッカーに紙袋を入れて待ち合わせ場所である切符売り場へ向かうと、良将が待っていた。

「お待たせ!行きましょっか」

「へーき、待ってねェから!切符これねェ、行こうぜ!」

蜜琉に切符を渡して笑いながら良将が先を急ぐように蜜琉の手を引いた。
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ちょっと遅れたクリスマスプレゼント 

もしくはちょっと早いお年玉って感じかしらー!!!

確かに納品日が近かったりはしてたけど、まさか同時納品されるとは思わなかったわよぅ・・・!!!
吃驚したけどすごく嬉しいー、うふふ(にこにこしてアルバム眺め)
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12/24 ――それは哀しみの連鎖と共に―― 

それがどんなに根深くておぞましい連鎖なのか理解していたはずなのに――――。
終わった、などと思っていたのは明らかに彼女の油断だった。

それは静かに始まり

それは彼の月で再開し

それは彼の月で巡り

それはあるべき場所へ戻った


そう思っていた――――
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Merry Little Christmas 前編 

Have yourself a merry little Christmas
Let your heart be light
Next year 
All our troubles will be out of sight



2007年、12月24日。

蜜琉にとっては高校最後のクリスマスイブであるこの日、銀警館は大いにクリスマスの催し物で賑わっていた。
生徒同士誘い合って参加もできるイベントが学園規模で開かれるのだ。
そんなイベントに蜜琉達が参加しない訳がない、カフェの仲間を誘って参加したのが今いる会場の最強スイーツ王決定戦だ。
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X'mas Spirit! 

もう後数日もすればクリスマスで、蜜琉は少し焦っていた。
クリスマスに、何をプレゼントすればいいのかまだ迷っていたから。
他の人に渡す物は決まっていて悩む事なんてなかったけれど、肝心の人に渡す物が決まらないのだ。
取り敢えず今度の日曜に買いに行こうか、色々考えながら薄闇の中カフェに向かって歩いていると、声をかけられた。

「あ、玖凪クン玖凪クン」

「はぁい、あら菫ちゃん!」

名前を呼ばれて振り向くとそこには蜜琉の友人の一人である鬼頭・菫がいた。

「ちょっと聞きたいんだけどね」

「うふふ、なんでもどうぞ!」

「クリスマスプレゼントって何贈るもん?」

もの凄い予想外の問いかけに蜜琉の頭が一瞬思考を止める。
そこから、すぐにフル回転させておおよそ相手の言わんとする所を考える。

「それって、女の子にかしらー?」

「そうだねぇ」

「もしかして茜ちゃんに?」

「うん、よくわかったねぇ。色々お世話になってるからちょっと」

なるほどね、と蜜琉が笑う。

「何をあげたらいいのかさっぱりわかんなくってね!玖凪クンならこういうの詳しそうだから聞いてみようかと」

「そんな事ならお安い御用よ!あたしもねぇ、丁度買いに行こうと思ってたから土曜にでも一緒に行かないかしら?」

どうせ自分も買いに行こうと思っていたからと菫に言うと、じゃあそれで!となり土曜の13時にと約束を交わして帰路に着いた。
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彼氏彼女になりました。 

こういうのって報告するものなのかしら・・・!!
よくわかんないんだけど、ええと一応報告ねぇ
彼氏ができました。

・・・細かい事は省略!!

以上


だって!!そんな詳細な報告とか恥ずかしいじゃない!!
そんな普段と変わる訳じゃないし(ぼそぼそ)

お祝いというか祝辞というか、くれた方はありがとねぇ!
良将ちゃんの祝われ方が半端なくってちょっと面白かったわー(思い出して笑った)

後、丁度いいからタイミングを逃してた美術室自慢しとこうっと!
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【9】魔法のコトバ 3 

魔法のコトバ
二人だけには わかる




光の祭典を見たらもう帰る電車とかなくなっていて、二人で困ったように笑って、どうしようかって話ながら手を繋いで歩いた。
定番なカラオケオールにしようと目に入ったカラオケ店に入る。

「何歌おうか、ねェ」

「あたし最近の曲あんまり覚えてないのよねぇ」

「じゃあ、オレこれにしよーッ」

カラオケのリモコンをピピピと操作して良将が入れた曲。


起こしちゃったかな
じゃあ
ちょうどいいや
朝まで付き合ってよ
窓の氷が
溶け出すころには
きっと帰るからさ



低くて甘い優しい声が心地いい。
何時も喋っているのとは違う不思議な声。
優しい歌、優しい人。
好きな、人――――

「歌わないの?」

「え、あ、歌うわよぅ!」

聞き惚れてたなんて言えなくて、慌てて思いつく曲を入れる。
嬉しそうに笑っている良将を見ると、なんとなく恥ずかしくなるけれど胸の中がじんわりとあったかくなるから嫌じゃなかった。
思いつく限りの色々な歌を歌って、気が付いたら肩を寄せ合って寝ていた。
目が覚めると良将が笑ってて、蜜琉はなんだか恥ずかしいけど幸せな気持ちになれた。
朝の7時過ぎにカラオケを追い出され、取り敢えずシャワーだけでも浴びたいという話になりシャワー付きのネットカフェに入る。
フローリングのペアシートを取って、お互いシャワー室へと移動する。
蜜琉がシャワーを浴びて身支度を整えてから席に戻ると良将がパソコンに向かって何か調べていた。

「折角だから、大阪から帰ろうかなって。ちょっと遊んでけるかなって」

「あら、いいわねぇ!大阪って一回だけ行った事あるんだけど楽しかったわよぅー」

覗き込んで画面を見る蜜琉から漂う匂いに良将が顔を上げる。

「てんちょ、なんか何時もと違っていい匂いだねェ。昨日も思ったんだけどさ」

くん、ともう一度匂いを嗅ぐ良将に蜜琉が笑う。

「香水、付けてるのよぅ。普段はあんまり付けないんだけど」

特別、と蜜琉が呟いたのを聞いて良将が少し照れたように笑った。

そして、その日は本当のデートを満喫したのだった。
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【8】魔法のコトバ 2 

魔法のコトバ
口にすれば短く
だけど効果は
凄いものが
あるってことで






信号待ちをしながら約束した日から数日後。
約束の日、蜜琉はそわそわしながら準備をしていた。
待ち合わせの時間は九時、場所は鎌倉駅前。
乗り継ぎの電車と時間はメモしてあるし、うん大丈夫。
髪の毛は軽くアップさせ、Aラインのホワイトコートにウール素材の黒のチェックスカート、トップスは薄手の体にフィットしたニット。
ブーツはたくさん歩くだろうからヒールが低めの歩きやすいやつにした。
鞄も大きくなく、手頃なサイズのを。
お化粧は薄目で、こないだ買ったばっかりのコフレのルージュを引いて、セットになっていた香水を薄めに付ける。
側にいればほんのりする程度の優しい香りだ。
忘れ物がないか確認してから、待ち合わせ場所まで少し早足で歩いた。
おかしくないかな、大丈夫かしら。
そんな事を考えながらマフラーを軽く押さえて駅前に着く。
時計に目を落とすと九時ちょっと前で、改札口まで行くと待ち合わせ相手が手を振っているのが見えた。
手を振り替えしながら駆け寄って、お待たせと声を掛けた。
さっき来たとこだと言う良将も、何時もと違った格好だった。
黒の暖かそうなジャケットと細身のボトム、赤い手袋とニットの暖かそうな帽子。

「やっぱりさァ、学校とかカフェの外で会うと新鮮だよねェ」

「そうねぇ、良将ちゃんがツナギじゃないものねぇ?」

「てんちょだって学校の制服じゃないしカフェの制服じゃないよ?」

顔を見合わせてクスクス笑ってから切符を買って神戸まで――――
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【7】魔法のコトバ 

あふれそうな気持ち
ムリやり かくして
今日も また
遠くばっかり見ていた




ふっと覘いた教室で見つけたお誘い。
結構前から、行ってみたいとテレビの中の風景を羨ましく思っていたのを思い出す。
光の祭典、人だかりもすごいだろうけれど一度は行ってみたい。
一日、どうしようか考えた。
どうせ行くなら、うん、ね?


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Secret Holiday (後編)  

駅からそう遠くもないケーキバイキングの会場に到着する。
入り口からすでに甘い匂いが漂っていて自然と期待も高まっていた。
今日はこの日の為に夕飯を抑えて朝ご飯を抜いてきているのだ、美味しそうなにおいを前に我慢できるはずもない。
繋いでた手を離して、最初に受付をすますと中へと案内される。
四人掛けのテーブルに案内されてコートを脱いで臨戦態勢を整えると、二人はお互い食べたい物を取りに席を立った。

蜜琉も甘い物は大好きだが、それ以上に忍の甘い物好きは突き抜けていた。
カフェで以前にケーキバイキングに行った時のよく食べるなと感心した覚えがあったけれど、今日はお腹を空かした状態なのだ。
まずはこんなものよねと、一皿に色とりどりのスイーツを乗せて戻ってくると、すでに忍が席に付いていた。

「忍ちゃん、すっごいわねぇ・・・それ!」

テーブルの半分以上をスイーツてんこ盛りのお皿が占拠していた。
そして、そのスイーツを食べがらそわそわとした様子で蜜琉が戻ってくるのを待っていたのだ。
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彼氏ができました! 



うふふ、なんだにゃっ

   ∧∧
  ミ゚ω゚彡
  ⊂∪∪⊃

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Secret Holiday (前編) 

その日はカフェもお休みで、蜜琉は何時になくおめかしをしていた。
高く結い上げた髪にはお気に入りのコンチョで留められていたし、オフホワイトのAラインコートにバーバリーチェックのセーター、フレアスカートに黒のブーツと中々気合の入った格好だ。
薄く化粧を施して最後に薄い口紅を引いてお気に入りの鞄を持って外に出た。
行き先は駅前で、歩いてもそう大した時間はかからない。
青く澄んだ空を見上げて、白い息を吐きながら歩けばすぐだ。
駅前で、待ち合わせ相手を探してきょろきょろと紅い髪が揺れる。ほどなくして待ち合わせ相手を発見すると駆け寄って声を掛けた。
何時もの学校で見る和風スタイルでも、カフェで見るギャルソンスタイルでもない洋装の忍が笑顔で蜜琉を迎えてくれる。

お互いの格好が新鮮だと笑いながら改札口へと足を進めた。
こういった格好はあまりした事がなく、おかしくはないだろうかと問う忍に笑って蜜琉が答える。

「全然大丈夫よぅー、うふふ、男装の麗人って感じよねぇ!」

「そ、そっか!それならよかった、洋服あまり着ないから変な組み合わせになってないか不安で・・・あれ?男装麗人って女性に使う言葉のような・・・!?」

余りにもナチュラルに蜜琉の唇からこぼれた言葉に忍がコートを正しながら慌てて反論をしかける。

「でも間違ってないとおもうのよぅー」

「み、蜜琉先輩っ!」

うふふと笑う蜜琉に反論しても無駄だとわかったのか少し困ったように笑いながら二人は電車に乗り込んだ。
本日は内緒のお出掛けなのだ、誰にも言ってないしばれてもない。

では、何故この二人が一緒に出掛ける事になったかというと。
発端は、数日前。


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コフレゲットしてきたわよぅー!! 

この間行って来たコフレ探しの依頼が戻ってきたのよねぇ!
すっごい楽しかったー・・・!!!

ネズミを倒してから、カフェで朝食を取りつつコフレとか化粧品のお話したりでねぇ!
やっぱりコスメ関係はときめくわよねぇ、いっぱいあって目移りしちゃったわぁ・・・。

お洒落コフレを求めて

それでね、折角だから茜ちゃん誘って行って来たのよねぇ!

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