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【6/21 朝】 Usual daily life!・・・good morning? 

雨上がり、優しい澄んだ太陽の光


「う・・・ん・・・」

眩しくて、目が覚める。
あぁ、朝だわって思いながら大事そうに掴んでいる何かを抱きしめて寝惚けたまま幸せそうに蜜琉が笑う。

なんだか気分が晴れやかで気持ちいい。
少しずつ意識がはっきりしだして起き上がる、自分が大事そうに何を抱きしめているのか見る。
自分の物じゃない上着。

・・・誰の???

不意に、昨日の夜の出来事全部がフラッシュバックする。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

「・・・・!!!!!!!!!」

声にならない悲鳴とはこういうのを言うのだろう、蜜琉は顔を真っ赤にしてベッドにもう一度倒れこんだ。


ちょっと待って、ええと、何。
大暴れして危なくなって助けてもらって泣いてスッキリしてってどんだけ迷惑かけたのこれ!!!ってゆーか、なんであたし上着持ってるの!?!?(ワンブレス)

・・・なんとなく思い出す、寝落ちる寸前に掴んだ何か。

「これだわ・・・」

自己嫌悪とよくわからないまでのさっぱり感でぐるぐるしたまま着替えて時計を見る、6時前だ。

取り合えず廊下に出て階段を降りようとすると、なんだか疲れきってるけど、どこか幸せそうな寝顔の江間がいた。

着替えとか確かロッカーにあったわよねぇと少し痛む足を庇いながら起こさないように階段を下りて、ロッカーから目当ての物を見つけ出す。
オレンジ色のツナギ、背中にセクシーコマンドーって入れようって言って刺繍した物だ。
それを持ってもう一度江間の前に立つ。少し躊躇いながら、

「ねぇ、起きて、学校あるし一回戻らないとでしょう?」

「んー・・・むにゃ・・・キノコ・・・」

まだ六時半だからいいわよね、とオレンジのツナギを肩に掛けて朝ご飯を作る為にキッチンへと下りる。

どうやって謝ったらいいのかと悩みながら簡単なふわとろオープンオムレツを作り、ウィンナーを炒めて皿に盛り、クロワッサンを用意する。
準備ができた頃に顔を上げたら微妙な顔をしている江間がいて、蜜琉はそれこそ

Σ(゚Д゚;)

みたいな顔になったが、何時もみたいに普通におはよーございますと言われて。何時もどおりでいいよって言われた気がして、

「おはよう!」

と声を返した。きっとこれでいいのよねぇって笑顔と一緒に。

その後、バイクを返しに行くから一緒に乗ってと江間のアパートまで行って自転車の後ろに腰掛けて、江間が準備をして出てくるのを待っていた。(所要時間5分)

その間、何か言い忘れてるなぁって考えてて、何だったのかしらと首を傾げていると江間が出てきた。

「お待たせッ!さー学校いくよーー!!」

すごいイイ笑顔で戻ってきた江間を見て、あぁ、と思い出す。

「どしたの、店長??」

「うん、あたし何か言い忘れてるなぁって思ってたんだけどねぇ、それを思い出したのよぅ」

「ふーん、なーに?」

「おかえりなさい、良将ちゃん」

真っ直ぐ立って、相手の目を見て、言い忘れてた一言を。
少しだけぽかんってした後に、

「ただいまッ!!」

少し照れたみたいな、嬉しそうな笑顔で返されて蜜琉も弾けた様な笑顔で笑って。

ねねちゃんって言う人にいってらっしゃいアンタたちって言われたからいってきますって返して手を振りながら自転車が滑り出す。

雨上がりの空はどこまでも青く、世界に歓迎されているみたいだった。







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