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絶対の灰色とも呼べないこの空 

無事、とは言い難いけれど成功する事ができたわ。
重傷を負った人は安静にしてて、ね?

あたしは大丈夫、うん、大丈夫、よ。

絶対の灰色とも呼べないこの空


もっと、強くなりたいと思った。

子どもを守ろうとした、腕の重み。
生きようとする、子どもの手の力の強さ。

絶対に忘れない、絶望に暮れたりなどしない。
あたしが守れるものなんて、手のひらに乗る程度かもしれないけれど。その隙間からこぼれていくかもしれないけれど。

夜は何度でもくるけれど、朝も同じだけくるのだから。


「よし」

冷水で顔を洗い、頬を叩く。パンッと小気味いい音が響いて蜜琉は顔を上げた。能力者で在り続ける限り終わらないのだから、強くなるしかない。前を向き続ける事しか自分にはできないのだから。
顔を拭いて髪を結い上げる。

難破船攻略まであと、少し――――
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